Pinky
「なんでやねん。美緒ちゃんは素直な子やん。」
「ときどきなるねん。」
そういったらさっ君は笑った。
「なんやそれ。」
「ま…まぁ、仲直りさせようとしてくれてありがとう。」
そう言うと私は食べ終わったアイスを自動販売機の横にあるゴミ箱に入れにいった。
それから戻ると、
「だた仲直りさせるために言うたんちゃうで。」
「え…。」
「美緒ちゃんと2人きりになりたかったのもあるし。」
いつになく真剣な眼差しのさっ君。
「俺…まだ美緒ちゃんの事諦めてへんよ。」
…。
「でも…私……。」
啓が好きやねん…。
「わかってる。だからこそ美緒ちゃんに想われてるのに、気づかず傷つけるアイツには負けたくないって思ってまうんやろな。」
「…ごめん。」
「謝んなや。こっちまで悲しくなってくるやんけ。」
そう言って笑わせてくれた。
「ときどきなるねん。」
そういったらさっ君は笑った。
「なんやそれ。」
「ま…まぁ、仲直りさせようとしてくれてありがとう。」
そう言うと私は食べ終わったアイスを自動販売機の横にあるゴミ箱に入れにいった。
それから戻ると、
「だた仲直りさせるために言うたんちゃうで。」
「え…。」
「美緒ちゃんと2人きりになりたかったのもあるし。」
いつになく真剣な眼差しのさっ君。
「俺…まだ美緒ちゃんの事諦めてへんよ。」
…。
「でも…私……。」
啓が好きやねん…。
「わかってる。だからこそ美緒ちゃんに想われてるのに、気づかず傷つけるアイツには負けたくないって思ってまうんやろな。」
「…ごめん。」
「謝んなや。こっちまで悲しくなってくるやんけ。」
そう言って笑わせてくれた。