Pinky
仕方なく掃除を手伝う事になった。
「汚い…。」
家の中はちょっと見ない間に散らかりまくり。
部屋を隅から綺麗に整理していった。
気づくこと45分、掃除に没頭していた私。
勇斗兄ちゃんは疲れたのか、飲み物を買ってくるという理由で家をでて行った。
「はぁ…。」
大きなため息が出る。
もうすぐ片付く。
後は啓の荷物を部屋に持っていくだけや。
両手に雑誌やマンガ、洗濯済みの服を持って啓の部屋へ行った。
啓の部屋に入り、服とか色々な物を整理した。
床に落ちていたボールペンを拾い、机のペンたてに入れようと机の上に目を向けた時…
「…何……これ…。」
ポタリと床に涙が落ちる。
私は机の上に置いてあった写真たてをそっと手に取った。
「な…んで?」
声が震える。
あの学校新聞に載っていた2人で写った写真の部分だけを切り取り、
大事に…
大事に写真たてに収められていたのだ。
「汚い…。」
家の中はちょっと見ない間に散らかりまくり。
部屋を隅から綺麗に整理していった。
気づくこと45分、掃除に没頭していた私。
勇斗兄ちゃんは疲れたのか、飲み物を買ってくるという理由で家をでて行った。
「はぁ…。」
大きなため息が出る。
もうすぐ片付く。
後は啓の荷物を部屋に持っていくだけや。
両手に雑誌やマンガ、洗濯済みの服を持って啓の部屋へ行った。
啓の部屋に入り、服とか色々な物を整理した。
床に落ちていたボールペンを拾い、机のペンたてに入れようと机の上に目を向けた時…
「…何……これ…。」
ポタリと床に涙が落ちる。
私は机の上に置いてあった写真たてをそっと手に取った。
「な…んで?」
声が震える。
あの学校新聞に載っていた2人で写った写真の部分だけを切り取り、
大事に…
大事に写真たてに収められていたのだ。