Pinky
私もベッドから起き上がった。


チュッ…って…

啓とチューしちゃった。



だんだん実感がわいてきた。


これって素直に喜んでいいんかな。


嬉しい…。

初キスが好きな人でよかったぁ。


とか考えてにやけてると啓がこっちに来た。


「気分転換にどっか行くか!」


「2人で…?」

「なんやねん。嫌なんか?」

啓、照れてんのかな。
耳赤いで?

「嫌なわけないやん。行く!」

そう言って出かける用意をした。


「どこ行きたい?」

「どこでもいいっ。啓が行きたいとこ。」


「美緒のために行くようなもんやねんから、美緒が決めろ。」


「じゃあ…お買い物行きたい、ダメ?」

「ええよ。」
< 45 / 226 >

この作品をシェア

pagetop