Pinky
私がリアクションをとる暇もなく啓は部屋から居なくなった。


軽〜く流された気分。

ちょっとムッ…



嬉しいんやけどね。



私だけなのかな…

キスでこんなにドキドキしてるの…。



「美緒ー。メシー!」


「あ、うん!今行くー!」





電車から降りて、学校に向かう途中…



「おはよ〜!美緒ちゃん」

「ひゃ…!直哉君!?」


後ろから抱きつかれた。



グイッ


「こら。ひっつくな。」

啓が私から直哉君を引き離した。
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