結婚しようね。
「みぃなあ、大樹に恋したかも……」
お昼休みのときに
私はあゆなと唯にを話した。
「あゆなは多分そーやろうなあて思ってた笑」
「うん。唯も思ってた」
そっか。みんなもう
分かってたんや
ってそのとき私は
よほど態度に出ていたんだ
と知った。
「で、どんな感じなん?」
唯が聞いてきた
「メールでは下の名前で呼び合ってて〜あと色々嬉しいこと言うてくれるねん!」
そう。大樹のメールは
大樹を見てるだけぢゃ
まったく想像つかないくらい
優しくてだけど
いわゆる俺様って感じ
学校が終わった瞬間に
メールマークがつき
それは大樹からだった