消えない想い
近づく距離
『・・・ごめんねー、じゃ叉明日ね』
私は千佳に電話をした。
はぐれてしまった事を謝って電話を切った瞬間
思いっきりため息が出た。
今日は早めに寝て明日にでも考えよっかな。
・
・
・
「おはよう、ほんと昨日はごめんね?」
「全然いいよ、その変わり今度ご飯奢ってよね!」
千佳はいつもこんな調子。可愛くて天然で・・・
だからかな?千佳なら何でも話せるんだよな。
だけど...昨日の事はまだ言わないでおこう。
昨日は-・・・
優希くんに私に会った事あるかと聞いても
答えてくれなかった。もしかして私の勘違い?
でもどうして名前とか知ってるの?
そう考えている間に優希君は話を紛らわすように
「先輩、帰りましょう?送りますから」
と私に微笑んだ。
それが私には哀しそうな表情にしか見えなかった。
「-楓?何ボーッとしてんの!」
千佳に言われ我に返った。
「あ、うん。 ごめん!」
そう言って目を向けたその先には......
「佐伯 優希!」
「優希でいいですって。あのー橘先輩、
一緒に飯食いません?」
私の周りでは女子がキャーキャー言ってて何言ってるか
分からないまま頷いてしまった。
ぐいっ
強引に手をひかれ着いたのが誰も居ない屋上。
私は千佳に電話をした。
はぐれてしまった事を謝って電話を切った瞬間
思いっきりため息が出た。
今日は早めに寝て明日にでも考えよっかな。
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「おはよう、ほんと昨日はごめんね?」
「全然いいよ、その変わり今度ご飯奢ってよね!」
千佳はいつもこんな調子。可愛くて天然で・・・
だからかな?千佳なら何でも話せるんだよな。
だけど...昨日の事はまだ言わないでおこう。
昨日は-・・・
優希くんに私に会った事あるかと聞いても
答えてくれなかった。もしかして私の勘違い?
でもどうして名前とか知ってるの?
そう考えている間に優希君は話を紛らわすように
「先輩、帰りましょう?送りますから」
と私に微笑んだ。
それが私には哀しそうな表情にしか見えなかった。
「-楓?何ボーッとしてんの!」
千佳に言われ我に返った。
「あ、うん。 ごめん!」
そう言って目を向けたその先には......
「佐伯 優希!」
「優希でいいですって。あのー橘先輩、
一緒に飯食いません?」
私の周りでは女子がキャーキャー言ってて何言ってるか
分からないまま頷いてしまった。
ぐいっ
強引に手をひかれ着いたのが誰も居ない屋上。