チェンジ!


「いっ・・・いや、だめという訳ではないぞ。それどころか、椿の仕事ぶりは私も知っているんだ。
だから、その力をマネージャーとして生かすことができるのはいいことだと思うんだよ。」



「じゃあ・・・!」



爽志くんは一瞬、嬉しそうな顔をした。



しかし、すぐ険しい顔に戻った。



「・・・どっちにしろ千春ちゃんがマネージャーになることは出来ないんでしょう?
・・・そんな期待させるようなこと言わないでください・・・!!」



「山谷。いいか? 椿がマネージャーになるなとは言っていない。
ただ・・・サッカー部のマネージャーが多いと言っているんだ。」



「それはつまり、千春ちゃんはマネージャーになれないってことじゃ・・・」



「違う。サッカー部マネージャーには名前だけの者も居るだろう?」



「それは・・・いるかもしれません。」



「しかし、それだけではだめだ。それでも、マネージャーは15人はいるだろう・・・」



「・・・そうですね。」





2人はマネージャーについて熱く話している・・・


あのー、私もいるんですが・・・?


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