チェンジ!

・・・やっぱり面倒なことだ・・・



・・・?



・・・・・・あれ、あの子。



――千春ちゃんだ―――



なぜかグラウンドに居て、立ち尽くしている千春ちゃんを見つけた。




「おーい、試合が始まるぞ!選手は集まれ」



監督の声が聞こえた。



しかし、俺は選手じゃないので、構わず千春ちゃんの方に行った。



「・・・千春ちゃん?来たんだ」



「え・・・あの・・・ハイ。」



なんとなく初々しい千春ちゃんは、目に昨日よりもかわいく映った。



「あはは、千春ちゃんかわいー」

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