チェンジ!
「・・・いや・・・手ぇつなぐだけで精一ぱ」
「はぁー!?そんな展開で良いの!?・・・じゃあ、デートで手ぇつなぐ!それで良し!!」
「え・・・ちゃんとステップって言うものが・・・わっ」
葵は私の手をとって、爽志くんのところへ行った。
「爽志くーん!!おっめでとぉーっ!!」
・・・私の話聞いてくれないんですか・・・葵・・・
「ん?何??葵ちゃん・・・と、千春ちゃん♪」
「あなたたち・・・付き合うことになったんですってねぇ♡ 祝福の言葉を差し上げようと思って♡」
「あっらぁ葵さん?? お宅も昨日大騒動を起こしたよねー?♡」
「いやいや♡ でもあの騒動のおかげで付き合うことができたのでしょぅ?」
「んなっ・・・そんな訳ないよ!俺はどっちにしろ千春ちゃんの彼氏になってたからな!」
「ちょっ・・・二人とも・・・」
なんか・・・止められそうにないんですけど・・・