チェンジ!


「そうだとしたら・・・いや、でも恥ずかしくて出来ませんね。二人っきりじゃあ・・・」



享一先輩は下を向いて、目で何かを捉えていた。




「そ・・・あ、俺試合だから!じゃ」



さっきの享一先輩が見ていたものが気になって、振り向いた。




「ったくもー・・・あ」



「あ・・・爽志くん・・・」



そこには千春ちゃんが居た。



「そんなところで・・・もしかして聞いてた?」




「えっ・・・な・・・何を・・・?いっ・・・今来たとこだからっ・・・!!」



・・・怪しい。


絶対聞いてたな・・・。




「・・・そ?」




「うんっ」

< 87 / 156 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop