らぶれたぁ~いつか君に…~
再会
「優希菜~…」

ドテッ。

「あらら。また、やっちゃって。」

擦りむいた足からゎ血が地面に向かって流れ落ちて行く。


それをみた、女の子…


「う…うわぁぁぁん!!!」


こと、五歳のあたしゎ思わず泣いた。


痛くて、悲しくて、泣くコトしか出来なくて…。


「ん。」



そんなあたしに優しくハンカチを渡してくれる優しい男の子。


「ありがと。」


「…隼人ぉ!!一体何処まで行く気なのぉ??」


隼人…。


お母さんらしき人がその子の名前を呼んだ。


それがあなたとの出逢いだったね。


血が止まってもなくて、足がズキズキ痛むのに、何故か君を見たら涙が止まったんだ。


小さな初恋。


隼人…。


今でもあたしゎあの日のコト、忘れないょ…。
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