らぶれたぁ~いつか君に…~
「まぢでぇ~??行く、行くぅ♪♪」


うるさい話し声。


電車の中なのに、他人の事も考えないなんて最悪。


おまけに金髪に、ピアス。不良ってこぉ言う人のコトを言うのね。



はぁ…。



あたしゎため息混じりに窓の外を眺めた。


早く学校着かないかなぁ…。



家から近いなら自転車だって行くのに。


それに、この電車痴漢多いのょね


生憎、今日ゎ満員だし。



ゾワッ。


ほら、来た。



きゃぁ~。


こぉ言えば、大丈夫♪♪



だけど…。



今日ゎ何故か声が出ない。



だって…。



この人怖そうだもん



変な因縁つけられちゃ嫌だし





「おっさん何やってんだょ」




意外にもその声が金髪ピアス男だなんて



電車を降りてあたしゎ改札に向かった。



ぎゅっ。



急に引き止められて、後を向いたら…あいつが居た。



「さっきゎどぉも。」



お礼くらい言わなきゃね。



じっとあたしの方を無言で見つめる。



「…何ですか??」



「いや…。」



「ぢゃぁ、もぉ行くんで」


スタスタと歩いた。あたしを見つめるそいつの視線を感じながら。
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