あたし専用の恋日記。
~未嘉~
その転校生は。
雰囲気かわいくて、性格もかわいくて。
しかもあたしと同じ名前で。
波乱が巻き起こる―――
そんな気がした―――。
「!
あなた、わたしにそっくりね!
わたし黒多観歌!よろしくね!
あなたは?なんていうの?」
・・・クロダミカ。
なんでこいつ、あたしに話しかける訳?
確かに顔は似てる・・・
だけどでもだからって話しかけなくても・・・
「あ・・・あたし黒田未嘉。
よろし・・・」
「えっっ名前まで一緒なの!?
これって何かの縁かもしれないわね!」
・・・縁?
確かに―――感じは違うけど名前は同じ。
クロダミカ。
だけど―――――
「観歌さんは、あの有名な女優さんの黒多華燐(くろだ・かりん)さんの娘さんなんですよ」
先生がそんな事を言った。
黒多華燐・・・って今1番人気の女優じゃない!
来月から始まるドラマのヒロインに大抜擢だれたってニュースもやってた。
「あ、華燐ちゃんの事は全然気にしないで!
わたしはわたし、華燐ちゃんは華燐ちゃんだから♥」
・・・実の母親の事華燐って呼んでんの!!?
仲良くできるって、全然思えない。
だってあの黒多華燐の娘なんでしょ!?
もしかしたら―――――
観歌は将来女優になるかもしれない。
「未嘉ちゃん、今日うちに遊びに来ない?」
「へっ!?」
観歌のうちに?
あたしが????
「華燐ちゃんいるから、ケーキご馳走するわ♥」
え・・・行くしかないの!?
「・・・」
あたしと観歌のやりとりを、奏は黙って見てた。
その転校生は。
雰囲気かわいくて、性格もかわいくて。
しかもあたしと同じ名前で。
波乱が巻き起こる―――
そんな気がした―――。
「!
あなた、わたしにそっくりね!
わたし黒多観歌!よろしくね!
あなたは?なんていうの?」
・・・クロダミカ。
なんでこいつ、あたしに話しかける訳?
確かに顔は似てる・・・
だけどでもだからって話しかけなくても・・・
「あ・・・あたし黒田未嘉。
よろし・・・」
「えっっ名前まで一緒なの!?
これって何かの縁かもしれないわね!」
・・・縁?
確かに―――感じは違うけど名前は同じ。
クロダミカ。
だけど―――――
「観歌さんは、あの有名な女優さんの黒多華燐(くろだ・かりん)さんの娘さんなんですよ」
先生がそんな事を言った。
黒多華燐・・・って今1番人気の女優じゃない!
来月から始まるドラマのヒロインに大抜擢だれたってニュースもやってた。
「あ、華燐ちゃんの事は全然気にしないで!
わたしはわたし、華燐ちゃんは華燐ちゃんだから♥」
・・・実の母親の事華燐って呼んでんの!!?
仲良くできるって、全然思えない。
だってあの黒多華燐の娘なんでしょ!?
もしかしたら―――――
観歌は将来女優になるかもしれない。
「未嘉ちゃん、今日うちに遊びに来ない?」
「へっ!?」
観歌のうちに?
あたしが????
「華燐ちゃんいるから、ケーキご馳走するわ♥」
え・・・行くしかないの!?
「・・・」
あたしと観歌のやりとりを、奏は黙って見てた。