あたし専用の恋日記。
~未嘉~
突然の事だったから。
みんなびっくりしたに違いない。
“ッッ未嘉!!黒多観歌!!!”
あの大きな声。
あたしにとって・・・すっごくかっこよかった。
“なんで・・・こんな事するの!?
みゆちゃん嫌がってんじゃん!!!
なんで人の痛みくらいわかんないんだよ!!!
勉強や運動ができたって、顔が可愛くたって、人の痛みがわかんない奴はゴミクズ以下なんだよ!!!!!”
奏にあんな事言われたの・・・初めてだった。
奏はいっつも優しくて・・・
笑ってたから。
だからみんなに人気あって、やっぱり優しくて。
ちょっとそれが悔しかったけど、あたしも奏が大好きでしょうがないから。
奏―――・・・
なんであたし、いじめなんてしたんだろうって思うよ・・・
「うっ・・・う・・・」
みゆは泣きやむ事を知らない。
もうずっと泣きじゃくってる。
「みゆちゃん・・・いきなり怒鳴っちゃってごめ・・・」
奏がみゆに謝ってた。
なんで奏が謝る必要あんの?
そーいうの、まじむかつく。
「なんで・・・奏ちゃん謝るの!?
ごめんねごめんね・・・
私がいじめられてたから・・・
奏ちゃんに・・・迷惑かけちゃって・・・」
・・・みゆってほんとぶりっ子。
奏に大事にしてほしいから、かわいこぶってるんでしょ?
そんなの誰だって・・・お見通し。
「ッッ未嘉!黒多観歌!!
みゆちゃんに謝れよ!!!」
!
奏は、凛々しい目をしてた。
謝る・・・?
ちらっと観歌のほうを見たけど
観歌はあたしを睨むだけだった―――――
突然の事だったから。
みんなびっくりしたに違いない。
“ッッ未嘉!!黒多観歌!!!”
あの大きな声。
あたしにとって・・・すっごくかっこよかった。
“なんで・・・こんな事するの!?
みゆちゃん嫌がってんじゃん!!!
なんで人の痛みくらいわかんないんだよ!!!
勉強や運動ができたって、顔が可愛くたって、人の痛みがわかんない奴はゴミクズ以下なんだよ!!!!!”
奏にあんな事言われたの・・・初めてだった。
奏はいっつも優しくて・・・
笑ってたから。
だからみんなに人気あって、やっぱり優しくて。
ちょっとそれが悔しかったけど、あたしも奏が大好きでしょうがないから。
奏―――・・・
なんであたし、いじめなんてしたんだろうって思うよ・・・
「うっ・・・う・・・」
みゆは泣きやむ事を知らない。
もうずっと泣きじゃくってる。
「みゆちゃん・・・いきなり怒鳴っちゃってごめ・・・」
奏がみゆに謝ってた。
なんで奏が謝る必要あんの?
そーいうの、まじむかつく。
「なんで・・・奏ちゃん謝るの!?
ごめんねごめんね・・・
私がいじめられてたから・・・
奏ちゃんに・・・迷惑かけちゃって・・・」
・・・みゆってほんとぶりっ子。
奏に大事にしてほしいから、かわいこぶってるんでしょ?
そんなの誰だって・・・お見通し。
「ッッ未嘉!黒多観歌!!
みゆちゃんに謝れよ!!!」
!
奏は、凛々しい目をしてた。
謝る・・・?
ちらっと観歌のほうを見たけど
観歌はあたしを睨むだけだった―――――