あたし専用の恋日記。
放課後―――。
あたしはみゆに謝りに行った。
みゆは“謝ってくれるとは思ってなかったので嬉しいです”ってあっさり許してくれた。
なんて心が広い子なんだろう・・・
そう思った。
みゆが川田先輩を狙ってるなんて・・・たぶん嘘でしょ。
みゆ、あたしが思ってたより全っ然いい子だし。
あたし―――勘違いしてたし。
みゆが聖都を好きって言うのがもし本当だったとしてもね。
あたしは・・・みゆを好きになる事が不可能じゃないと思う。
まずあたしは・・・奏と仲直りしなきゃ。
「奏・・・っ!
ごめん、もうあたし観歌とは関わらない事にする!!
いじめなんてする人と仲良くしな―――――」
「未嘉だって、“いじめなんてする人”の一員でしょ?」
奏に謝った途端、冷たい言葉を浴びせられた。
やっぱそうだよね・・・奏があたしなんかともう仲良くしてくれるはずない。
「・・・なんて言うとでも思った?」
・・・え?
「え・・・・・??」
奏・・・?
「ほんとはあたしだってもっかい未嘉と仲良くしたくてしょうがなかったよ!!!
だけど・・・未嘉がいじめしてるって知って、すっごく戸惑ったんだから!!!
だからもう・・・そんな馬鹿なことしないでよ・・・!!!」
奏は大粒の涙をこぼしてる。
「奏・・・ごめん・・・
もういじめなんて絶対しない・・・!!」
あたしも、泣いてしまった。
恥ずかしいなんて感情はない。
奏は、眼に涙を溜めてにこっと笑った。
あたしはみゆに謝りに行った。
みゆは“謝ってくれるとは思ってなかったので嬉しいです”ってあっさり許してくれた。
なんて心が広い子なんだろう・・・
そう思った。
みゆが川田先輩を狙ってるなんて・・・たぶん嘘でしょ。
みゆ、あたしが思ってたより全っ然いい子だし。
あたし―――勘違いしてたし。
みゆが聖都を好きって言うのがもし本当だったとしてもね。
あたしは・・・みゆを好きになる事が不可能じゃないと思う。
まずあたしは・・・奏と仲直りしなきゃ。
「奏・・・っ!
ごめん、もうあたし観歌とは関わらない事にする!!
いじめなんてする人と仲良くしな―――――」
「未嘉だって、“いじめなんてする人”の一員でしょ?」
奏に謝った途端、冷たい言葉を浴びせられた。
やっぱそうだよね・・・奏があたしなんかともう仲良くしてくれるはずない。
「・・・なんて言うとでも思った?」
・・・え?
「え・・・・・??」
奏・・・?
「ほんとはあたしだってもっかい未嘉と仲良くしたくてしょうがなかったよ!!!
だけど・・・未嘉がいじめしてるって知って、すっごく戸惑ったんだから!!!
だからもう・・・そんな馬鹿なことしないでよ・・・!!!」
奏は大粒の涙をこぼしてる。
「奏・・・ごめん・・・
もういじめなんて絶対しない・・・!!」
あたしも、泣いてしまった。
恥ずかしいなんて感情はない。
奏は、眼に涙を溜めてにこっと笑った。