怖いモノがあるのなら
「う…ん」


さっきまでの怖い表情をなくしアキレたと笑い、誠の頭にポスっと手を乗せた。


「それでしょげてたのかよ、いつもの事だろ〜」


「そうなんだけど…そうじゃなくて…」


「…?」


「先生今日忙しかったみたいで…イライラしてたみたいで…」


「体育祭前だもんな」


それが何でそこまで落ち込む理由になるのだろうかと成宮は首を傾げるばかり。


ないがしろにされたのが悲しいとゆう理由だけではなさそうだ。
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