ずっと君のそばに…
『三浦なんかあった?』
昼休み、隣で弁当を食ってた野中が声をかけて来た。
野中とは仲良いけど、紗耶香に対する俺のキモチは話してない。
『別に…』
心配してくれた野中には悪いけど、素っ気なく答えた。
今、悩みを口に出したら、自分のキモチが揺らぎそうだったから。
無心で弁当を食ってると、
『三浦くんと野中くん、夏休み最後の午前の練習お疲れ様♪』
と、マネージャーの青木がやって来た。
『これ、差し入れっ☆
他の部員には秘密ね』
青木は俺と野中にコンビニの袋に入った、買ったばかりでまだ冷えてる500mlのペットボトルのお茶を差し出した。
透き通ったお茶が入っている500mlのペットボトルを見てたら、また紗耶香の事を思い出した。
お茶っぱが浮いてて、少し濁ったお茶の入っている500mlのペットボトルを、笑顔で差し出す紗耶香を。
昼休み、隣で弁当を食ってた野中が声をかけて来た。
野中とは仲良いけど、紗耶香に対する俺のキモチは話してない。
『別に…』
心配してくれた野中には悪いけど、素っ気なく答えた。
今、悩みを口に出したら、自分のキモチが揺らぎそうだったから。
無心で弁当を食ってると、
『三浦くんと野中くん、夏休み最後の午前の練習お疲れ様♪』
と、マネージャーの青木がやって来た。
『これ、差し入れっ☆
他の部員には秘密ね』
青木は俺と野中にコンビニの袋に入った、買ったばかりでまだ冷えてる500mlのペットボトルのお茶を差し出した。
透き通ったお茶が入っている500mlのペットボトルを見てたら、また紗耶香の事を思い出した。
お茶っぱが浮いてて、少し濁ったお茶の入っている500mlのペットボトルを、笑顔で差し出す紗耶香を。