ずっと君のそばに…
俺と青木は、焼きそばやたこ焼きを買って、歩行者天国になってる道路のガードレールに寄り掛かりながら、花火を見た。



焼きそばを買った時、野中を見た。


野中の横には、大学生くらいの、綺麗な女の人がいた。



野中は背が高くて大人びているから、隣りを歩く2人の姿は不自然ではないけど、野中が中1だと知ってる俺は、不思議な気分だった。



花火大会が終わって、俺と青木はどこにも寄らず、待ち合わせをした学校に戻って来た。
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