ずっと君のそばに…
『違う事で頭がいっぱいなの〜!!』


紗耶香は寝返りを打って、反対側を向いた。



『違う事?』


俺も今、勉強どころじゃねーけど…。


背中を向けた紗耶香のTシャツの裾から少し覗いてる腰が気になって仕方ない。



そんな俺の悶々としたキモチは、次の言葉で吹っ飛んだ。



『あたし…

濱口先輩に告白されたの』


紗耶香はそっぽを向いたまま言った。
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