秘密の同居



すると、俺の言葉にパッと表情を明るくして、元気良く言った。


『だよね、そうだよね!
難しく考え無くても、きっといつか話してくれるよね!』


「あぁ。」


『へへっ、元気出た~!
なんか夏木君ありがとう。』


ニシシ、と笑った高橋の顔が可愛いくて思わず顔が赤くなる。
フイッと顔を反らして素っ気なく、どういたしまして。と答えた。


次の日、俺はたまたま“松田先生”を見かけた。
近くの女子が松田先生!と駆け寄ったのを見た。


若いけど、特にイケメンってわけじゃないな。


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