秘密の同居



『「えぇぇぇぇえ!!?」』


これにはあたしもびっくり。


「…それでね、高校辞めて結婚するんだ。」


『結婚!?』


「辞めちゃうの!?」


衝撃的過ぎて、あたしはしばらく目を見開いたまま固まった。


「…ごめんね。」


『…びっくりだよ…。
やだー、妊娠して不安だっただろうに、あたし達何もしてあげれなかった…。』


「本当だよ。
絶対キツかったでしょ?
ごめんね。」


そんなあたし達の言葉ににっこり笑って頭を横に振った。


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