秘密の同居



「ふぅん…。」


そんなに気にしてないという顔でテレビに視線を戻す夏木君にホッとした。


…なんなんだろう?
気持ち悪いし携帯変えようかな。


「あ、そうだ俺明日ちょっとバイト先寄ってから帰るから夕方ぐらいになるかも。」


『うん、分かった。』


そして次の日、事件は起こった。


いつもの様にえっちゃんの家から自宅に帰っていると、後ろから足音が聞こえて来る。
ヒヤリとして、小走りをすると足音も速くなる。


やだやだ、怖い!!!


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