秘密の同居
そう言った瞬間、思いきり胸ぐらを掴まれ下に顔を引っ張られた。
目の前にはハデ女の真剣な目。
「まなの事泣かせたり大事にしなかったら、あんたブッコロスから。」
思わず目を丸くさせて固まっていると、パッと首が解放された、
「お前…整った顔でそんな事言ったら怖いぞ。
しかもいきなり…。」
襟を直しながら不機嫌そうに言うと、ハデ女は腕を組んで俺を睨む様に見上げた。
「本気だから。
約束出来る!?」
「……………………。」
フッと笑ってハデ女の顎をグイっと上に上げて妖艶な表情で言った。
「安心しろ。
あいつより絶対俺の方が惚れ込んでるから。
…あいつには言うなよ。」