秘密の同居



意地悪い顔であたしを見つめる夏木君は、セクシー過ぎて困る。


『優しく指導してくださいね、先生?』


負けずにそんな冗談を言うと、夏木君が思いの他顔を赤く染めた。


えっ……


「バカ…何言ってんの?お前…。」


照れて顔を隠す夏木君に激しくキュンキュンした。
か…可愛いーっ!!!


夏木君のそんな姿は滅多に見れないので、あたしは調子に乗った。


『ねぇ~先生顔赤いよ?
可愛い~っ、照れてんの?
あはははっ…』


夏木君の腕に包まれてる安心から、簡単にひっくり返されてしまった。


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