秘密の同居
『かおるぅー!
あたし夢出来た!』
教室に入ると、すぐさまかおるに報告した。
「保健室の先生か…。
へぇ、いいじゃん。
夏木怜もいい事言うね。」
でしょ?と笑った。
『あたし、いつかこの学校に戻って来たいな。
素敵じゃない?』
かおるも楽しそうに頷く。
「出来る事なら、ずっとこのまま学校であんたと笑ったり、嵐とイチャイチャしていたいけど…あと少ししか時間ないのよね。」
かおるの言葉に一気に未来の実感が沸く。
高校生でいれる時間はあと少し……