秘密の同居
『え!?どうしてー?
夏木君もあたしの事生徒に自慢するんだよ!
いいだろって!
それで生徒の憧れカップルになるの。』
「…はいはい。
お前は本当想像力豊かだこと。
でも悪いな、俺は違う未来を想像してる。」
えっ…と夏木君を見る。
『まさか…あたしとは別れて……』
「は?違ぇよ。
そうじゃなくて………。
耳かせ。」
?
屈む夏木君に耳を寄せる。
「俺には――……………が見える。」
夏木君の言葉を聞くと、顔を赤らめてポー…と彼を見つめた。