秘密の同居
驚きの言葉に夏木君もギョッとした顔で立ち上がった。
「はぁ!?
何でそこで笑うんだよ?
告白されたんなら良かったじゃん。
いい事なんじゃねぇの?
誰か知んないけど。」
そっか…いくらなんでもそこまでひどい奴ではないか。
『うん…木村君って人。』
「言っていいのかよ…ってか木村?
あのメガネの?」
夏木君はお茶を入れてもう一番ソファーにドサリと座った。
『うん。
あの人一見真面目そうで喋りにくいイメージだけど、話してみると普通だしメガネ取るとかっこいいの。
びっくりしちゃった!』