秘密の★オトナのお勉強①
「冬馬が何なの…?」
ドストライクに聞きすぎた?
あたしの質問によって貞永は一瞬顔をしかめた後、ニヤッとした挑戦的な笑みを見せてきた。
…この表情になったら貞永が暴走するって事を、あたしはマネージャーになってから身を持って体験した。
凄くヤバイ予感がするっ…!
「言ったよな?俺に惚れさせるってな」
「でも、あたしは―――」
「心配すんな。今から俺の事しか考えられない程に、気持ちイイ事してやっからよ」
…え、えええっ!?
今、貞永…セクハラ宣言した…よね?
あたしが口をパクパクさせていると、貞永の唇があたしの耳を捉えた。
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