秘密の★オトナのお勉強①
「君が中森さんかね?」
「はいっ!」
無事にハッピードリーム・マネジメント部へと辿り着いたあたしは、談話室へと通された。
社員と思われる女性があたしの目の前にコーヒーを置くと、一礼をして去っていく。
机を挟んだ向かい側には、白髪の優しそうなオーラを纏った男性がソファーに座っていた。
「私は、ハッピードリーム・マネジメント部総括担当の、小西と申します。まぁ分かりやすいように言えば、ここのトップです。これからよろしくお願いします」
「よ、よろしくお願いします!」
あたしは小西さんから名刺を受け取る。
そういえば、あたしも名刺作らないといけないなぁ。
そんな事を考えながら、あたしは小西さんの話に耳を傾けていた。
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