秘密の★オトナのお勉強①
「と…冬馬!?」
「貞永くん、小学生っぽいや」
「は…?」
貞永が、小学生…?
よく理解出来ない言葉を残しながら、冬馬は更に強くあたしを抱きしめる。
…今更だけど。
なんであたしは冬馬に抱きしめられてるんだろう。
「えっと…冬馬?」
「あゆ、聞いてくれる?」
いつもと違う雰囲気の冬馬に、あたしは戸惑うばかり。
コクンコクン…と二度頷くと、冬馬はいつものニッコリ笑顔で、信じられない爆弾を投下してきた。
「高校の時から…ずっと好きだったよ?あゆ…」
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