秘密の★オトナのお勉強①
…という訳で、冒頭のシーンに戻るのだが。
「やめっ…!」
「あゆの身体久しぶりだな。高校以来だな」
貞永はあたしの言葉などオール無視で、淡々と行為を続けている。
いくら抵抗しても、さすがに男に敵うはずもなく。
そんな貞永に、あたしの心には怒りという感情が生まれていた。
…ありえない。
元カノに平気でこんな事出来る貞永が、ありえない!
「…あゆ、どう―――」
「ふざけんな!!」
遂に堪忍袋が切れてしまったあたしは、我慢出来ずに右足を振り上げる。
…と同時に
「―――ったー!!」
貞永が大きな声でうめき始めた。
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