秘密の★オトナのお勉強①
…あれ?
貞永、苦しそうじゃない?
あたしから身体を退けた貞永は、身体を丸くして苦しそうにうめいていた。
「さ…貞永…?」
「………っ…!」
何も答えない貞永に、あたしは自分の右足を凝視した。
あたしがさっき振り上げたこの右足。
もしかして、この右足が当たった所って…
「…やっちゃった?」
そっと貞永の方に視線を向けると、案の定、手は股間に添えられていて。
あたし、男の大事なシンボルを蹴っちゃったみたい…。
一瞬にして、顔が真っ青になっていくのが分かった。
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