秘密の★オトナのお勉強①
…この男、やっぱり性格悪い。
「貞永こそ理解してるんなら、とっととあたしから退いてよ!」
「嫌だね」
まるであたしで遊んでいるかのような態度に、腹が立ってしょうがない。
「だって、俺にはあゆに教えないとイケナイ事があるし」
「なっ…何をよ!」
次の瞬間、貞永はあたしの首筋に舌を這わせて…
あたしを魅了するかのような声で囁いてきた。
「…オトナのお勉強ってヤツ?」
なんであたしがこんな状況に巻き込まれてるのかって?
それはちょうど、数週間前に遡る―――
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