秘密の★オトナのお勉強①



「アタシはそういう意味で不満って言った訳じゃないのよ」



「え…?」



「勘違いしているようね、中森さん?」




てっきりあたしは、新人マネージャーが貞永のサポートをする事に対して不満があるのだと思っていた。


だけど、どうやらそういう意味じゃないらしく。


混乱するあたしに、佐田さんは爆弾発言を浴びせてくる事となった。




「どう思うのでしょうね?」



「…何がですか?」



「まだまだ甘いわよ、中森さん」



「…だから何―――」



「知ってるのよ?アナタと光輝くんが昔付き合っていた事をね」




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