★俺様王子×優等生★
「それはこっちのセリフ!
ここの屋上、生徒は立ち入り禁止なんだけど」
「え!?すみません、私あいつから逃げること
ばっかり考えてて!!」
「あいつって、龍ヶ崎のこと?」
「あ・・・はい。」
「あはは!そんなん気にするな!
龍ヶ崎の言ってる事いちいち気にしたりなんか
したら頭爆発するぞっ!」
そう笑いながら桜井先生は私の頭を撫でた。
「よしっ!じゃぁ今日の事は先生と篠崎の
秘密なっ!」
「え!?じゃぁ・・・」
「あぁ、もちろん篠崎が屋上にいたって
事も内緒だ♪その代わり、これからは
気をつけろよっ!!」
「は・・・はいっ」
「あはは、いい返事だ!
じゃぁまたな」
桜井先生は手を振りながら屋上を後にした。
「なんていい先生だろ・・・」