★俺様王子×優等生★
「そこの茶髪男!!!
今は入学式です!話をやめなさい!
ちゃんとマナーを守りなさい!」

生徒、先生の視線が一気に私のほうへ
集中した。


「あはははっ!!」

なのに茶髪男はまだ大声で話をしている。

なんて奴なの!?

私は舞台から降りて茶髪のもとへ向かった。


「あんたに言ったのよ!茶髪!!!」

私は茶髪男を指差しながらそう言った。

そしたら、さすがに気づいたようで茶髪男は私の方を見て睨み付けた。

「あ?なんだメガネ?」

「な・・・なんだじゃありません!!
今は入学式の最中です。私語は慎みなさい!!」

私は迫力に負けそうになりながらも引き下がらなかった。

茶髪男と一緒に話していた男たちは「やめたほうがいい」という目で私を見てる。


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