★俺様王子×優等生★
「篠崎と話すときって、笑ってんの
いつも俺だけなんだ。」

あ・・・。

「今日の昼なんてさ、目すら合わせてくれなかった。完全無視だよ・・ははっ・・笑っちゃうよな・・・俺、うざすぎ・・。」


表情は見えないけど、声だけで分かる。

龍ヶ崎・・・泣いてる・・・。


「陵峨・・・」

「俺がさ、どんなに頑張ったて・・どんなに振り向かせようとしたって・・篠崎は、俺にちっとも心を動かさない。しつこい・・・だけだったんだ・・。」


私・・・なんて事しちゃったんだろ・・。

龍ヶ崎言ってる一言一言全部が遊びだと思って・・。


だけど、あれは全部不器用な彼の
精一杯の言葉だった・・。


それに気づかないで・・・私・・・。


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