★俺様王子×優等生★
「やぁ、君は立ち入り禁止の所ばっかり来るね♪」

「さ・・く・・らい・・せんせ・・?」

「うん♪どうしたんだ?こんな時間に。もう7時半だぞ。
先生達だって帰る時間だ。」

「い・・ぃぇ、ちょっと日誌を書いていて・・」

「そぅか♪でもそんな事、どうでもいい。」

なんか・・桜井先生、怖い・・・?



―ガチャッ

桜井先生が私の後ろに手を伸ばして、
内側から鍵をかけた。

「何、してるんですか・・?」

「あはは!この部屋ってホントに便利だよね~!
窓はなくて内側から鍵をかけられる!おまけに壁が厚いから中の声は外に聞こえない!!!」

なんか・・様子が変・・。


「し・・失礼します。もう遅いので・・・。」

「おっと♪」


―ガチャッ!ガチャガチャッ!!!


「えっ!?開かない!!?」
< 25 / 43 >

この作品をシェア

pagetop