★俺様王子×優等生★


「最悪、死にそう、ありえない、もうやだ、、、」


まさかあの時の龍ヶ崎の言葉が

"好き"

じゃなくて

"スキップ"

だったなんて・・。


そうだよね・・

ウノ中に「好き」なんて言う訳ないし・・。


冷静に考えたら分かったのに・・。


なのに私ったら、暴走しちゃって・・。


恥ずかしさで逃げて保健室まで逃げ出しちゃったし、


クラスのみんなとも顔合わせられないょ。



もう死んじゃいそう・・。


「あはは・・こういう時は円周率でも・・。
3.141592653589793238462643383279502884・・・・」


―ガラッ


あ・・!
誰かきたかな?

ベッド譲らなくちゃ・・。

私は苦痛ながらも足を持ち上げベッドから降りた。


< 36 / 43 >

この作品をシェア

pagetop