★俺様王子×優等生★
「最悪、死にそう、ありえない、もうやだ、、、」
まさかあの時の龍ヶ崎の言葉が
"好き"
じゃなくて
"スキップ"
だったなんて・・。
そうだよね・・
ウノ中に「好き」なんて言う訳ないし・・。
冷静に考えたら分かったのに・・。
なのに私ったら、暴走しちゃって・・。
恥ずかしさで逃げて保健室まで逃げ出しちゃったし、
クラスのみんなとも顔合わせられないょ。
もう死んじゃいそう・・。
「あはは・・こういう時は円周率でも・・。
3.141592653589793238462643383279502884・・・・」
―ガラッ
あ・・!
誰かきたかな?
ベッド譲らなくちゃ・・。
私は苦痛ながらも足を持ち上げベッドから降りた。