★俺様王子×優等生★

「円周率とか・・。
やっぱ、頭かたすぎだろ・・」


「え・・?」


カーテン越しに見える見覚えのある影。

低くて少しかすれた聞き覚えのある声。


そして・・


「篠崎、俺と付き合え!!」


何度も聞かされた言葉。

何度も見た俺様態度。



―バッッ


私はカーテンを開けた。


そこには、愛しい彼の姿が。
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