memorial christmas

ケースの中には、ダイヤの指輪…。


ツリーのイルミネーションを浴びて七色にキラキラと輝いている。


指輪を見たまま固まっている私に、智宏はスッとケースから指輪を取り出して、私の左手の薬指にはめてくれた。



「ピッタリだな…!すごく似合ってる…。」



これ……夢じゃないよね…?


私が映している景色は、幻なんかじゃないよね…?



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