恋☆STORM
「 当麻くん、居る~? 」
そう言いながら、
コッチへ近づいてくる足音は
1つじゃない。
ドタドタと、
リビングへ向かう足音達。
ベルも鳴らさず、いったい誰…?
私と由香は顔を見合わせ、
首をかしげた。
「 あのさぁ、氷 貸してほしいんだけど。」
そこには、
さっきまでPVで歌っていた
あの人達が立っていた。
当麻 「 貸すって… 溶けちゃうじゃん。
ちょーだい、でしょ? 」
そーだよなぁ~…
私は5人のやり取りを聞いて
ちょっと笑った。