甘い彼氏とX'mas〜Sweet続編〜
昴君……
どぉしよぉ
嬉しくて泣いちゃいそうだよ…
目頭が暖かくなってく
「とにかく先にチェックインしよ。」
「はい。。」
泣くのを堪えて手を引かれながらチェックインを済ませた
「では、大羽様ご案内致します。」
ベルガールが
部屋まで案内してくれる
ホテルの受付もロビーもX'mas一色に飾られてて
現実世界とは掛け離れた雰囲気にウットリしてしまう
エレベーターは最上階まで着くと
−ROSE−と描かれた部屋の前で止まった
「こちらが大羽様のお部屋となっております。」
ルームキーで開けられた部屋の中に入る
うわぁ……
部屋全体が薔の香で包まれていて
窓際には大きなツリー
全体は薄いピンクに統一されている
アメニティーや小物も全てがX'masで彩られている部屋に思わず溜め息が漏れた
「気に入った??」
ベルガールが去っていった後で昴君が後ろからワタシを抱き寄せ
耳元で囁いた