甘い彼氏とX'mas〜Sweet続編〜
「腹減ったな…」
「じゃあ何か食べる??」
散々遊び回ってたら夕方の6時過ぎになってた
「イヤ…部屋にいったんに戻ろ」
「部屋に??なんで??」
レストラン街があるのになんで部屋に??
疑問を昴君にぶつけてみるけど
ニコニコしてるだけで教えてくれない
なんか今日の昴君は秘密が多いな……
教えてくれないまま部屋に戻ると
先に昴君が部屋に入って
ほんの数分廊下で待たされた
−ガチャ…
「お待たせ。いいよ。」
その声につられて部屋に入った
「わぁ…凄い…」
部屋の真ん中に豪華なテーブルが置かれ
その上には花瓶にバラの花
そして美味しそうなフレンチのコースが用意されていた
「レストラン街でご飯もいいけど、部屋でのんびりした気分がいいなと思ってさ。ルームサービスのX'masコースを頼んでおいたんだ。」
そしてそっと椅子を引いてくれて
「どうぞ♪♪」
って座らせてくれた
「なんか、昴君前にテレビでみた執事様みたい。」
「マジで!!って喜んでいいのか??」
「うん!!褒めたんだもん。」
執事様と王子様が混ざったみたいって言ったら怒るかな??
シャンパンを注いでグラスを持つ
「じゃあ、萌音、」
「はい、」
「「メリークリスマス♪♪」」
声と共に乾杯をして
料理を口へ運んだ