甘い彼氏とX'mas〜Sweet続編〜
「美味しい♪♪」
前菜からメインまでどれもX'masを感じさせる彩りや味
鴨の薫製なんて初めて食べたけどこんなに美味しかったんだ
今度挑戦してみようかな
「今、料理の事考えてただろ?」
「えっ!!なんで分かるの!」
「分かるよずっと見てるから…」
−トクン…トクン…
ずっと見てるから
その言葉はすごく嬉しくて
でもくすぐったくて
照れ笑いをしながら少しだけ視線を下に向ける
時間はもぉ夜の8時近くて
きっとこのあと…
そぉ思わずにはいられない
いつ昴君が動くのかを肌で敏感に察知しながら
様子を伺ってると
「萌音……さ…」
きた!!!
覚悟を決めて『はい!』って返事をしようと呼吸をしたら
−−♪♪♪♪♪…
ベットの上に無造作に置かれた昴君の携帯が鳴りだした
「ごめん、ちょっと待って。」
「うん……」
席を立って携帯を取り開く
画面を見て『ハァ……』って溜め息をついてから
「もしもし…」
って少しだけ迷惑そうに電話に出た