一生一緒

「学校行きたいなぁ。」
焼き肉を食べながらあたしはポロッと本音を溢した。
「鈴、学校行ってたら高3だもんねぇ~。」
楓は焼き肉を食べるのに夢中なのかあたしの顔を見ない。
あたしはそんな楓にムカつき、歩の足をヒールで踏んだ。
楓は何で踏まれたのか分からず顔を歪めながら首を傾げている。
やっぱ楓かわいいな。
あたしはそう思い焼き肉を口に運んだ。



「お腹いっぱい!」
「俺も!」
ご飯食べ終わり叙々苑をでた。
さっきより寒い。
楓はあたしにピタッとくっついてきた。

< 3 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop