フレンド
「そんなのできないよ」


あたしは依里にそう言った。


依里はいきなり険しい顔をして


「あたしたち親友でしょ!?なんでよ!?」


依里はキレ気味で言ってきた。


「親友だよ。でも愛美も友達だし」


「ふざけんなよ!!」


依里はキレてあたしを押し倒した。


「いったぁっ」


あたしは思いっきり腰をぶった。


「もう、あんたなんて親友じゃねーよ!!」


依里はそう言って帰って行った。


あたしは依里がキレたのを初めて見た。


怖かった。あんな依里を見るなんて・・・。
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