I have a teacher☆
俺は神谷にキスをした。

何度も何度も。

マジで止まらない・・・。

その時、

ガラッ

俺はとっさに神谷から唇を離した。

「ほんとだぁ♪先生いないぃ♪」

「だろ?」

「あ、でも誰かいるよ?」

「別に良くね?寝てんだろ。それに俺たちの声聞いたってなんとも思わねーだろ」

「そだね♪」

さっきの奴らじゃねぇか!!!!

んのヤロー...

邪魔しやがって!!!!

「隼人の声だ・・・」

ふと神谷が小声でそう言った。

え・・・。

「彼氏か?」

「うん・・・」

やっぱり彼氏だったのか・・・。

って、浮気魔じゃねぇか!!!!

「やだ・・・なんで・・・?」

神谷は軽くパニクってる。

「あー、ベッド!」

「おー」

なんとなくヤバい雰囲気・・・。

「隼人、カーテン閉めて?」

「おう」

シャー...

ギシッ

「ん・・・隼人・・・」

おいおいおい!!!!

男女が仲良く学校の保健室のベッドでお昼寝なんてありえねぇから!!

コレはもう絶対ヤるな。

俺は神谷に「しー」と言うと、静かにカーテンの外へ出た。

そしてドアの傍まで行くと、いかにも今来たかのようにドアを開け閉めした。

ガラッ

ピシャン!

「えっ!?」

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