I have a teacher☆
「なんだその不服そうな顔は!安心しろ、代理は俺じゃない」

「えっ誰!?女!?女!?」

「男だ」

「なんだぁ~・・・。オッサンとかじゃねぇだろうな?」

「安心しろ。25歳の教員なりたてだ」

「お~!!」

「じゃ、紹介するぞ。どうぞ、香咲(こうさか)先生、入ってください」

女子の歓声とともに入って来たのは・・・





今朝のあのイケメンだった。





「え゛え゛!?」

あたしはガタッと席を立ちあがって叫んでいた。

「どうした、神谷(かみや)。知り合いか?」

「あ、いいえ・・・。本当に先生なのかなぁーと思って////」

「あーそれわかるぅ!先生モデルやった方が絶対儲かるよ!」

美衣、ナイスフォロー!

危なかった・・・。

変な噂がたったらやだもん。

ただでさえ今朝告られてるんだから・・・。

やだなぁ・・・。

気まずくなるじゃん・・・。

「じゃぁ、簡単に自己紹介をして下さい」

「はい」

香咲先生はそういうと黒板に名前を書き始めた。

キレーな字。

「香咲 洋(よう)と言います。明内先生が産休の間だけの代理ですが、宜しくお願いします」

声もカッコ可愛い////

なんか声変わりしてない高校生みたいな////

今朝も聞いたんだけどね////

「センセー可愛いー!」

「かっけー!」

「先生、香咲だから・・・こうちゃんっって呼んでもいいか!?」

「いいよ」

「センセー付き合って!!」

「んー、それは無理かなぁ」

「なんで!?まさか彼女!?」

「んー、まぁ、そうとも言うかなぁ・・・彼女になる予定の人がいるよ」
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