I have a teacher☆
「行く!!・・・って言いたいけど今日は予定があるんだった;ごめん;」

「何の予定??彼氏かなぁー?」

美衣はイヒヒと笑いながらわざと聞いてきた。

「そっそうだよ!初めて隼人んち行くんだ♪」

「へぇーそーなんだぁー」

「なっ何よ!」

「京は可愛いからねぇー。押し倒されないように気をつけるんだよ?」

「ナイから!!ありえない!!絶対ないから!!」

「あるかもよ?」

「ないない」

「ある」

「ない」

「ある!!」

「ない!!」

お互い譲らず・・・。

「まぁ、今日行けば分かるからいいか♪報告よろしく♪」

「そんなに楽しみにされても・・・。美衣の期待してるようなことは起きないと思うよ?」

「まぁいいから!あっそーだ、それならアイス、明日はどう?」

「あ、オッケー!明日なら空いてる!」

「じゃぁ明日学校終わったらそのまま行こうか!」

「うん!」

それからあたし達はチャイムが鳴るまで他愛のない話をしてた。

そして次の授業の時間。

イタタタタ・・・・;

お腹イタイ・・・。

あと10分!

あと10分で授業が終わる!!

頑張れ、あたし!

授業終わったら保健室行こう・・・。

そう思いながら痛いお腹を抱えて必死に授業を受けた。

そして・・・

キーンコーンカーンコーン...

念願の休み時間。

あたしは美衣に声をかける。

「ちょっと・・・美衣・・・」

「!?京!?どうしたの!?」

「お、お腹痛い・・・。」

「大丈夫!?保健室は!?」

「うん・・・今から行く・・・。悪いんだけど、次の教科担の先生に言っといてもらえる?」
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